久しく、エッセイを買った。「もものかんづめ」
皆さんは、本は読みますか?
秋の夜長には読書とか言うけれど、
エジソンが開発した電球とゲイツが普及させたパーソナル・コンピューター&その後出てくるスマホという組み合わせによって、
秋だろうが夏だろうが春だろうが、、、
家の中で引きこもっていれば関係ない世の中になってしまった。。。
現代人、恐るべし。
そんな中、私はめづらしく読書用の本を買った。
私に先週降り掛かった災難の尻を拭いをするために、
雨の中徒歩でわざわざ出かけたら「時間外なのでダメです」と言われ、その後1時間近い病院の待ち時間をスマホの充電が切れた中で待ち、さらに離れた薬局に行って、
心も体もボロボロだお。。。。泣
からの本屋にふらりと立ち寄った時に手に取ったのだ。
全ては運命だったと言わざるを得ない。
うん。
なんでも運命論に結びつける私はきっと、ロマンチストだろう。
先日、こんなツイートをした。
後半へ〜続く♪ https://t.co/jB25XemncX
— 神沼 (@kaminuma_nico) October 23, 2018
この後半へ〜続く♪
というメッセージが、ツイートの後半へ文章が続くという意味合いではなく、
「ちびまる子ちゃんのナレーション」
であったという推測が立てれた人は、
きっと名探偵コナンもあんなに死人を出さずに事件発生前に対処ができるレベルではないかと思うので、是非手伝ってあげてほしい。
さくらももこ氏は今年、若い年齢にて亡くなった。
ここにご冥福をお祈りするとともに、
清水の町に思い入れも中程度はある私としては結構衝撃だった。
実は、彼女のエッセイや漫画は読んだことはなかった(アニメのちびまる子ちゃんオンリー)ので、今回購入した「もものかんづめ」が初である。
ちびまる子ちゃんは大人になっても、時々見ていて、なんだか懐かしい感じにしてくれる回が結構あって好きだ。
大人になるということが、心という意味でいかに変化していったのだろうか?という自問自答ができる作品だと勝手に思っていた(謎
そして、購入したのがこちら。
もうほとんど読んだけど、表現とか面白いね。 |
これが彼女のエッセイ処女作として記憶している。
そして、私のさくらももこデビュー作にもなるわけだ。
読んでみて思ったのが、句読点の付け方に特徴があるなあ・・・と。
私もその実、口語的に文章を打つ癖があり、
特に「、」に関してはライターとして納品する時なんかは結構気にする。
そして、表現が豊かだなあと言うのが人並だけど思っていて、
少しオーバーなくらいの例えが、読み手側を引きつける要因なんだろうなと。
なんてことを真面目に分析しながら読むのもいかがなものか?と思うけれども、
私は「私が目指したい文字での表現での目標は彼女の「それ」」であると読んですぐに思ったし、今後他の作品も読み進めてくことになるかもしれない。
彼女の様な文章を真似して書きたいわけではないが、
彼女が「読み手にこう楽しんでもらいたかったんだろうな」
と思う書き方が伝わってきたのは、さすが才能の塊と言われた女性であるなと思ったわけです。
これから30冊近い彼女のエッセイを読み終わった後、
「ああ、もう続きはないのか・・・」
と感傷に浸りながら最後の一冊を本棚に戻し、作品を読み始めた昨日と、全てを読み終わった未来の生活の変化なんかを比べてまた勝手に満たされた感になる。
っていうところまでの自分が見えたので、多分全部読むんだろうなと思います。
気になる人は面白いので是非読んでみてください☆
最後まで読んで頂き、感謝します。