北野武映画、マジでオススメ3選!!!バイオレンスだけじゃない!!「菊次郎の夏」「キッズ・リターン」「あの夏、いちばん静かな海」
こんにちわ。
唐突ではありますが、
皆さんは、「北野映画にどんな印象をお持ちだろうか!?」
多分、ここ最近だと、「アウトレイジ」の印象が強かったりで、
アウトレイジシリーズ全3作品↓↓
始まりから終わりまでドキドキする演出がさすが。 |
激しい口論と恫喝具合は新たなバイオレンスの切り口にも感じた一作。 |
正直なくても良かったと思う3作目 |
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北野武=バイオレンス作品!!!
と思っている人も多いのではないだろうか?
もちろん、
北野映画を語る上でバイオレンスな部分は外せない。
これは間違いのないことである。
しかし、北野映画の真髄はそこではないというのが「私の持論」である。
というのも、私が好きな北野映画は、
サイレントな映画であったり、その要素と笑いの要素、くだらなさ、悲しみ、葛藤が
上手くまとまったものほど、最後に素晴らしかったなあと思えるものだったりするからである。
今回は、バイオレンスがない、「静的な」北野武監督の映画を三つオススメとして上げさせてもらって、感想ではないですが、映画の特徴を書いていきたいと思います。
なお、ネタバレは極力しないようにします。
バイオレンスがない「静的な」北野映画オススメ3選!!
題名に上げさせてもらった3選は、どれもバイオレンスという映画とは程遠い・・・
(荒っぽいのは出てくるけど、不良とか)
にもかかわらず、非常に「人生の中でも印象に残っている映画」であり、
私は家に保有していて定期的に見る(主に悩んでいる時(笑))ものだ。
それぞれに順位をつけるのは、現在発表されている全18作品のランキングでも作ろうかと思ってるので
(内容忘れているものがあるので見直さないとねwwっていうのと、私としては珍しく、「DOLLS」を見た記憶がリアルにない。本当に見ていない可能性すらある。)
その時に順位は付けてみたいけれども、
実際は、芸術作品に順位をつけること自体はあまり好ましく思っていない部分もある。ww
そのため、「マジでオススメ作品3つを紹介するという記事」にしたいと思います。
ただし、菊次郎の夏、あの夏、いちばん静かな海、キッズ・リターンとも、
「面白い」作品ではないかもしれないということは理解して置いてほしい。
映像の芸術作品。。。と言って良いのかわからないけれども、
そういう類のものだと思っています。
では、まずはこちらです。
「あの夏、いちばん静かな海」
ひたすら淡々と進んでいく静のストーリー! |
「あの夏、いちばん静かな海」は
間違いなく静的な映像を面白いまでにイキイキ表現している。
映画を鑑賞している中、腹を抱えて笑うこともなければ、一つ一つのシーンにグッと感動するかと言われるとそうでもない。
そういう意味から言うと、決して面白くはない。
しかしながら、静かで淡々と物語が進んでいく過程は、非常に心地良い映画という意味で一度は見てほしいなと持っている作品。
そういった紹介スタイルなのも、あらかじめ言っておきます。
見て面白くないからって怒らないでね!!!笑
「菊次郎の夏」
私が最も好んでいる北野武監督の映画の一つ。
映像と音楽の良さに定評のある作品 |
ザ・夏!!!という感じで進んでいく映画の中と、
昔ながらの感覚・・・
そしてくだらない中にマジな心理描写が沢山隠れていて、一見!???なんだこれ?となるシーンも何回か見ると、もしかしてこんな印象づけしたかったのかな?
なんて思ったりできて面白いです。
なんか、色々と組み込まれている優しい感じの作品。
ある意味珍しい作風ですね。
私の大好きな「久石譲」さんのsummerが使われた映画でもあります。
美しい音楽で、気持ちのいい時間を過ごせる一品 |
なんとも言えない感じで良いんだなあwこれが。
「キッズ・リターン」
北野武監督の圧倒的な名作。
少年たちの成長や葛藤を描いた力作!! |
というか、何気にこれが一番好きだという人も多いのでは!?
と思うくらい、多分ファンも多いハズ・・・!?
映画としては、全体的にすごくいい表現をしている。
特に、若者の成長と葛藤や方向性の違い、それぞれのその後・・・
といったところまでかなり上手く拾って映像にしている。
北野武映画「静的な」お勧め映画3選まとめ
いかがだったでしょうか!?
バイオレンス映画が多い(ヤクザ映画)印象の北野武映画ですが、
その実、静的な映画で見ていて気持ちのいい作品はあるんですね。
今回上げた三つの映画は、
見た後に静かな気持ちになれるような映画をまとめました。
またこういった記事を書いていきたいと思います。